共同贈与コミュニティ新しい贈与論(代表:桂大介)は、NPO法人グリーンウッド自然体験教育センターに対し60万円の寄付を行ないました。
新しい贈与論では毎月会員の投票により決定される寄付である共同贈与を行なっています。今月はNPO法人グリーンウッド自然体験教育センター、アカデミスト株式会社、NPO法人POSSEの3団体が候補にあがり、東詩歩、藤原麻耶、岡村壮真の推薦したグリーンウッドが最多票を得ました。
投票にあたり会員よりあがった理由の一部を抜粋し紹介いたします。
今回の推薦は、どの団体も推薦者の当事者性を感じるものでした。推薦者の経験に基づき、この団体を応援したいという思いにそれぞれ共感しました。 その中で、ご自身の子供時代の経験から、NPO法人グリーンウッド自然体験教育センターを応援したいという気持ちに一番共感し、同団体を1位に選びました。 今回は、まったく違う分野・内容の3団体で比較が難しかったので、推薦者の思いに一票を投じた感じです。(山田泰久)
悩みましたが、代表の方の動画メッセージや寄付金の使い道など、クラファンぽくまとまった推薦サマリがわかりやすかったのでグリーンウッドさんを選びました。(今後もこのフォーマットが続くと「新しい贈与論」的にどうなんだっけ?てのは若干感じますが、今回はありだとおもいます)
もちろんグリーウッドさん自体に関しても、自然学校の取組が当事者である子供達やその家族だけでなく、限界集落の貴重な収入源として機能しているなど素晴らしい活動をされてるなと感じました。(碇和生)
推薦者の方の熱意に負けました。(中西高大)
3つの候補先を眺めるなかで、自分からもっとも遠い存在とは?と考えたときに出てきたのが「自然」でした。30年間、都会で生活をしてきた私にとって自然とは遠い存在でした。遠いからこそ趣味として釣りや登山を選んだのだと思います。もしもグリーンウッドさんの取り組みに出会っていたら今とは違った形で自然を捉え、関わっていたのかな?と思い、そういう人たちに私は陰で支えられているのだろうと思い、グリーンウッドさんを選びました。(中西晶大)
どの団体もそれぞれ重要な課題に取り組まれていて、選択が難しかったです。その中でも、メッセージに強く共感し、コロナの影響により逼迫した状況であることが一番伝わったのがグリーンウッドでした。地域の子供たちへの教育事業への寄付は、その対効果が大きいと考えました。寄付先に決定したら、どのような施策が行われていくのかを見守りたいなと思いました。(荒川陸)
非常に迷いましたが、私自身も小学生の頃にキャンプに参加した体験が(グリーンウッドほどの本格的なものでなくても)自身の自然感覚や人とのかかわりにおいて大きな意味があったと感じており、こういった場が残り続けることの意義を強く感じ、グリーンウッドを第1希望としました。(上西雄太)
推薦者の熱い内容に打たれました。恩恵を受けた人がここまで推める時点で、とても価値がある活動を34年間もされてきたのだろうと想像しました。「暮らしの中から学ぶ」という"ねっこ教育"は、子供の自立心や根本的なところを培うと感じました。HPでもあるように、効果も出ているようです。 「高齢化率40%の限界集落である泰阜村にけして小さくない経済効果」と推薦内容にありますが、自然環境を活かした教育を通して、地域にも貢献する良い事例ではないかと思いました。教育が様々なところで見直されている今、こうした取り組みにさらに脚光が当てられると、全国的にどこかで何かのきっかけに繋がるのではないかと思いました。
また、代表の前衛的(攻め)な考え方にも共感します。そのため、今回はこちらに一票とさせていただきます。(Sho T)これまでの月では「より切実を受け取った方へ」へ投票してきましたが、今月は個人的な興味・関心を優先してみました。グリーンウッドのお話は以前より聞いていましたが、改めて知り、今支援の機会を持ちたいと感じました。便利さや身軽さと引き換えに減ってきた「暮らすこと」の手触りを大切にしたい、小さな子どもにも暮らす場所・学ぶ場所の選択肢を増やす応援がしたいです。(稲垣景子)
子どもの頃の自然体験は貴重なものだと思います。長年続いたノウハウや経験、残して続けられること願ってます(西山裕子)
今回は、私の中では圧倒的にNPO法人グリーンウッド自然体験教育センター‼︎
私自身、子育てをしてきて大切にしてきた事は、「逞しく育つように」でした。だいだらぼっちの、人や自然から様々な事を感じ取る力。どんな事も楽しむ前向きな力、正に同じ事を頭に置き我が娘も育ててきました。高校生で自ら選び留学してしまいました。 テストが満点とかも凄いかもしれないけど、それより自分の頭で考えて、問題解決できて、自然や人の変化をいち早く感じ取れて楽しく生きられた方が将来お得。
東京に住んでいたらなかなか体験出来ない事は幼稚園時から毎年、自然体験スクールで体験していました。たった数日でもとても成長してくるし、自信つけてくるし、目がキラキラして帰ってきます。
親から離れて自然体験、義務教育で必須にして欲しいくらいです。
熱〜い気持ちで、一票です‼︎(鈴木美香)めちゃめちゃ悩みました。新しい贈与論のルールを知った時から自分が推薦人になったら、何を選ぶかより、どう推薦するのだろう?ということを考えていたので、一つの先達の形を見せていただいたグリーンウッドを第一希望とします。安易なのですが、ものすごく林間学校にいきたくなりました。(本間盛行)
グリーンウッドのプログラムとても興味を持ちましたし、都心に住む子供こそ体験すべきと思いました。(太田睦)
グリーンウッドに関しては、一番資金集めが大変そうな点とこういったものが全国へ広がっていけば良いなとの期待を込めてこちらを第一希望にしました。(藤井宏二)
コロナ禍によって活動が制限され、以前よりも自由が小さくなったように感じます。大人だけではなく子どもたちも、自然学習をはじめ、さまざまな体験から遠ざけられています。
そんななか、自然のように思い通りにならない、この困難な状況を楽しみつつ、これからの新たな体験が育もうとされているあり方を応援したいと思いました。(大政勇作)どの推薦先も優劣つけがたく、それぞれ今だからこそ応援する意義がある先と思いましたが、今回は推薦人の熱意に心打たれて NPO法人グリーンウッド自然体験教育センターを第一希望とさせていただきます。こんな動機で投票する自分にやや戸惑いを感じているものの、こういう寄付先との出会いがあることもこのコミュニティの魅力ですね。(宮本聡)
1番世界観に影響しそう(成田悠輔)
小学生の頃、ほとんどの時間を野山で虫を追い掛けていた者として、大学時代探検部に所属していた者として、自分の子どもも含め自然と接点をいい形でもってほしいと思っているので、グリーンウッドさんに投票しました。(寺田英司)
”決して容易ではない「暮らし」”という言葉に心奪われました。推薦者の推薦文の熱量にも。(鈴木悠平)
新しい生活様式なるものが吹聴される昨今において、グリーンウッド自然体験教育センターさまの取り組みから「生活」を越える「暮らし」の射程で私たちの抱える諸問題を捉える必要性を強く感じました。
希薄になりつつある連帯の当然性を復興する一助となれば幸いです。(佐々木耀)グリーンウッドさんを選んだ理由は、子ども達を自然体験に受け入れる活動が、地域の持続性に大きく寄与してきた(限界集落からの脱出)という先例てきな実績。また、コロナで活動ができなくなっているこのピンチを、楽しもうとしている前向きな姿勢。未来に対する熱意、投資を応援してほしいという言葉に共感しました。日頃子どもたちに教育として言っていること(どうなるのかわからない状況を、どう楽しみながら切り抜けるか考えよう)を、言っている大人もちゃんとやっているのは実はなかなか少ないのでは。あとは推薦者さんがご用意された丁寧な資料や代表の方の動画インタビューまでご準備されているのに驚きました。(浅井美絵)
今回も選択が難しかったですが、グリーンウッドさんを選択致します。
リアルな子供の学び場はとても大切だと思いますし、同時にこういった環境がコロナでなくなってほしくないと考えました。 是非自身の子供達にもいつか参加をさせたいです。応援しております。(海野慧)サイトにある子供たちの笑顔を見て、第一希望に決めました。。。!笑 自然のなかでの共同生活を通じて、座学だけでは決して得られない知恵を身につけたり、考え方に変化が生まれたりするのではないでしょうか。それってとても素敵なことだなと思いましたし、そういう機会は一つでも多く拓かれた世の中であってほしいと思います。(栗村智弘)
グリーンウッドを寄付したいという気持ちのこもった推薦文に動かされました。私自身も田舎出身なので、限界集落のこうした取り組みがコロナ禍によって途切れてしまわないように支援したいと思いました。(南浩昭)
自分自身が、フルリモートの状況下で自然と触れる機会が増えて改めて生活における大事さを実感しているから。(江藤遥平)
子どもたちと過疎の村の可能性、まだまだいっぱい溢れているはず。見るだけで、元気をもらえる活動です。(阿曽祐子)
コロナ禍に限らず「ピンチはチャンス」「逆境を追い風に」というようなことはよく聞かれますが、辻英之さまのインタビュー動画を拝見して、それらの台詞を、そう言わざるを得ないカラ元気としてではなく、ここまで本当に血肉化して発言する方がいるのだ、ということに驚きました。「どうなるかわからない、思い通りにならない状況をいかに切り抜けるか、楽しめるか、そのことを教育の資源としているおれたちであって、子どもたちもそれを求めている」。辻英之さまのような方のそばで育つことのできる子どもたちは、本当に幸せなのだろうな、と思います。(加藤めぐみ)
新しい贈与論は今後も共同贈与という形の寄付を毎月続けて参ります。時折新規会員も募集いたしますので、ご興味をもたれた方はニュースレターへご登録ください。
運営
法人名 一般社団法人新しい贈与論
代表理事 桂大介
設立 2019年8月1日
ウェブサイト https://theory.gift
連絡先 info@theory.gift
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「新しい贈与論」は寄付や贈与についてみなで学び、実践してゆくコミュニティです。オンラインの交流をベースに、時折イベントや勉強会を開催します。個人主義や交換経済が蔓延り、人間や人間的関係がますます痩せ細ってゆく現代において、今一度、贈与という観点から社会について考え行動する場をつくりたいと思います。