Podcast 上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」へ寄付を行ないました

新しい贈与論は、Podcast 上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」に万円の寄付を行ないました。

新しい贈与論では毎月会員の投票により宛先を決定する共同贈与を行なっています。今月は「アイドル」をテーマに推薦を募集し、「スナック水中」「NPO法人AI愛護団体」「Podcast 上坂あゆ美の『私より先に丁寧に暮らすな』」の3候補があがり、中村祥眼・秋山福生の推薦したPodcast 上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」が最多表を得ました。

推薦文は以下の通りです。

https://x.com/yori_suna

今年もまた多くの『アイドル』が消えた。アイドルと不祥事はもはやセットで、売れることを目指すのであれば「ミスらない」ことが絶対条件のようにさえ思える。売れるためには 偏らないことや間違ったことを言えないのだとしたら、アイドルに本質的な社会活動なんて無理なのではないだろうか。人口に膾炙するエンタメと、今にも死にそうな人を救うような活動は両立しないのであろうか。

私たちが寄付先として”推す”のは「上坂あゆ美」さんという歌人だ。偶然にも、推薦者の二人とも彼女が配信している Podcast のリスナーであった。

◼️上坂あゆ美 

歌人・エッセイスト。Podcast『私より先に丁寧に暮らすな』を京都の僧侶鵜飼ヨシキと二人で配信。配信の内容は人生の呪いからファミレスの好きなメニューの話まで多岐に渡っている。今回私たちは上坂さん個人に対しての寄付を推薦したい。

推薦の理由は簡単だ。上坂さんはエンタメとして広く受け入れられる挑戦と「生きづらさを抱える10代の支えになる」という挑戦を両立させようとしている。上坂さん自身が、かなり苦しい10代を経験した当事者で、短歌やエッセイなども、共通したテーマで取り組んでいる。NPOや行政が提供するホットラインなどに自分自身は相談できなかったと語る上坂さんは「つらい夜を一旦耐えるためのコンテンツが必要」という思想を持っている。

(上坂さんの想いは#159の配信で詳しく語られているので、ぜひ聴いてみてください。)

https://open.spotify.com/episode/1tS5kNQyjMEwbvdmxOKRmi?si=9f4fd913a1a14e8b

この8月末には、1年で最も学生の自殺が多い「夏休み明け」の時期に合わせて、オールナイトで10代の悩みをなんでも聞く配信が行われる予定です。ぜひ、一度Podcastの話を聴いてみてください。エンタメと社会活動を混ぜる現代歌人が、寄付を受け取った先にどのような表現をするのか楽しみではないですか。

投票にあたり会員よりあがった理由の一部を抜粋し紹介いたします。

  • 「エンタメとして広く受け入れられる挑戦と「生きづらさを抱える10代の支えになる」という挑戦を両立させようとしている」という点で選びました。(中嶋愛)

  • 「生きづらさを抱える10代の支えになる」という想いに共感します。若者がより未来に希望を持てるように。(海野慧)

  • 傷跡は 痛みの証 語りつつ 時に抱かれし 癒しのしるし(小澤啓一)

  • #159のポッドキャストしか聴いておりませんが、推薦人と同じく、配信者のおふたりがどんな表現をするのか楽しみです。(清水康裕)

  • 声の上がらないところにアプローチする姿勢、本当に大切なことだと思います!(中島真)

  • 「寄付を受ける側の価値・信頼性」を数値化したものともいえる寄付金の使い道を見たい順に選びました。「推しへの課金」と「寄付」は近しい性格を持っていますが、金銭を受け取った側に期待する使い道に相違があるのかなと考えています。「推しへの課金」は相手その人に向けられたもので使途に制限はありませんが、「寄付」は相手を通じて社会に向けられており、効果のある使い道が見込まれているように感じます。(「推しへの課金」は「喜捨」に似ていて、「寄付」は「投資」に似ているのかもしれません。)そのうえで、個人を対象に寄付をするにあたり、「推しへの課金」ではなくあくまでも「寄付」としての意図を汲んだ使い方をしていただければいいなと思っています。(栖原志歩)

  • 上坂あゆ美は友人なので、直接話してみて感じる彼女のストロングポイントがあります。それは強い実直さです。自ら決めたことに誠実であろうとする姿勢があるので、この寄付を受けてどのような行動に出るのか、見てみたいと思いました。(佐伯ポインティ)

  • やはり個人的には「若者」を支援する取り組みが一番腑に落ちるので、上坂あゆ美さんのPodcastを希望したいと思います。(上西雄太)

  • 推薦文にもあった「つらい夜を一旦耐えるためのコンテンツが必要」という思想が刺さったからです。(漢那宗泰)

  • 「家のコンロの上にPCを置きながら録音する」というPodcastは、アイドルのキラキラした世界観とは一線を画していましたが、10代に向けたリアルな話の発信とエンタメを両立させる上坂さんの姿勢に、人生初の投げ銭をしたくなりました。(古賀翔子)

  • 「一旦、喉元過ぎるまで待っとこ」、上坂さんのこのメッセージが、真っ暗な中にいる子どもたちに一人でも届くことを祈って。9月1日を前に、今年は何かできることがあって救われます。(吉見新)

  • 「生きづらさを抱える10代の支えになる」というテーマが、個人的な興味関心とマッチしており、今後の活動にも興味関心を持っているため。(生田和希)

  • 夏に身体的に痛めつけられているせいもあり、個人活動に心惹かれました。「エンタメとして広く受け入れられる挑戦と「生きづらさを抱える10代の支えになる」という挑戦を両立」という推薦の言葉に、上坂さんを一位といたしました。(本間盛行)

  • 自分は普段Podcastを聞かないのだが、上坂さんのようなアプローチで若い人の心の支えになるのも素晴らしい取り組みだなと思ったため。(高城晃一)

  • podcastが果たせる役割はあまりにも大きく、詳しくは知らないが、それに対する報酬はあまりにも小さいのでは無いかと感じる。多くの聞き手読み手を引きつける歌人への寄付は純粋にとても意義深い事のように感じています。(東原大輔)

  • 表現者であり生の声を発信している彼女だからこそ、声を届けたい10代に向けて、この寄付を何かに役立ててくれることを期待します。(浅井美絵)

  • 今回の各推薦文を読み、アイドルというのは拠り所に関わる存在なのだと改めて感じました。
    今月の我々の“推し活”も、世界のなかに誰かの拠り所がちょっと増える、そんな風に繋がってくれたら嬉しいですね。(森康臣)

  • ①寄付をしたときにイベントにつながるかもしれないこと、②最後の中川さんの「距離の遠さ」という指摘に心を動かされ、順位を変更することにしました。(嶋田暁文)

  • つらい夜を一旦耐えるためのコンテンツ、というのが素晴らしいと思いました!私より先に丁寧に暮らすな、も素晴らしいです。

  • 今回推薦人として上坂あゆ美さんを寄付先として推させていただきました。彼女の語りで「私が死にたかった時ホットラインなんて使いたくなかった」「救えるとは思っていないけどとりあえず一晩耐えられるバカ話を提供する」という部分に共鳴しました。(中村祥眼)

  • 「つらい夜を一旦耐えるためのコンテンツが必要」に共感しました.Podcastも聴いてみようと思います!(原拓海)

  • 「つらい夜を一旦耐えるためのコンテンツが必要」という思想にとても共感しました。新しい夜に出会えますように。(中川瞬希)

  • かつての自分のような10代にアクセスして、なにかを届けたいという想いと活動に共感しました。コンテンツで救われる人がいることを信じていますし、今回の贈与が、その先にいる10代に届くことを祈っています。(榎本大貴)

  • アイドルは羨望の対象で手が届かないところにいる存在でありながら、それに近づこうとする時間が現実逃避になるような存在だと考える。ただ、AKB48をはじめとした近年のアイドルにみられるように、その距離感は必ずしも手が届かないものではなくなっている。現実を忘れさせる効果という軸で考えると、上坂さんのPodcastによる自殺者数の減少期待は評価できる。(村瀬昌礼)

  • 一番どの活動が継続し、広まってほしいか、という観点で選びました(中村研太)

  • 「人ってなかなか救えないの分かって(#159)」いつつ、若者の孤独へのアクセスを試みておられるという点が刺さりました。Podcastというちょうど良い遠さもしっくりきました。(加藤めぐみ)

  • いちリスナーとして、このポッドキャストは人を救うエンタメだと思ってます。(秋山福生)

新しい贈与論は今後も共同贈与という形の寄付を毎月続けて参ります。ご興味のある方はぜひご参加ください。



運営

法人名     一般社団法人新しい贈与論
代表理事    桂大介
設立      2019年8月1日
ウェブサイト  https://theory.gift
連絡先     info@theory.gift
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 「新しい贈与論」は寄付や贈与についてみなで学び、実践してゆくコミュニティです。オンラインの交流をベースに、時折イベントや勉強会を開催します。個人主義や交換経済が蔓延り、人間や人間的関係がますます痩せ細ってゆく現代において、今一度、贈与という観点から社会について考え行動する場をつくりたいと思います。